H19年10月より月、水、木、金の午前中になります。
月曜日は阿部医師、水曜日は綾織医師、木曜日は宮崎医師、金曜日は西川医師です。 |
| 循環器疾患とは心臓や血管の病気です。心臓は生命に直結しているために、胸部の不快感などがしばらく続くと、かなり気になります。 |
| この循環器疾患の代表は、虚血性心疾患とよばれる狭心症や心筋梗塞です。心臓には、栄養分や酸素を運ぶための動脈(冠状動脈)が主として3本、その表面を走行しています。内径は2〜4mmと、とても細いように感じられますが、心臓が動き続けるための血液を絶えず送っているとても大切なものです。この冠状動脈の内側の壁にコレステロールなどが沈着すると狭くなり、その先への血液の流れは悪くなってしまいます。すると、その領域の心臓の細胞は酸欠となり、胸が圧迫される、息がしにくいなどの症状が出現します。通常は、階段などの上り下りなど動作中におこりますが、しばらく休むと症状は消えます。これが狭心症です。この段階では心臓の細胞はまだいきています。さらに、冠状動脈の流れが突然100%途絶えてしまうと、その領域の心臓の細胞は死んでしまいます(壊死)。これが急性心筋梗塞です。症状は、狭心症と違って動作とはあまり関係なく、突然、胸部の圧迫感、痛みなどが出現し、30分以上持続します。これは一刻を争う緊急事態です。 |
しかし、胃潰瘍や逆流性食道炎などの消化器疾患をはじめ、肺炎や肺気腫などの呼吸
器疾患、頚椎症や肋間神経痛などの整形外科疾患でも虚血性心疾患に似た症状が現れることもあります。また、虚血性疾患でも、歯が痛いなどの典型的ではない症状を呈
することがあります。 |
循環器疾患は、これら虚血性心疾患のほかに、高血圧、心臓弁膜症(心臓の中にある
逆流を防止する弁の故障)、不整脈(脈の乱れ)、心不全(心臓のポンプ機能の低下)、大動脈瘤(動脈にできるこぶ)、閉塞性動脈硬化症(腕や脚の動脈が狭くな
り、しびれや冷感が出る)などがあります。私どもは、心配な症状をお持ちで、来院される方のお話を
よく聞き、診察させていただいた上で、必要な検査を行い、適切に診断・治療を行ってまいります。
また、症状はあまりありませんが、高脂血症(高コレステロール血症、高中性脂肪血症)や高血糖など、動脈硬化(動脈の内側の壁にコレステロールが沈着して動脈が狭くなる)の危険因子も適切に治療していく必要があります。これについても、日本・アメリカから最新の治療指針(ガイドライン)で治療に当たってまいります。 |
| 私どもの施設では、超音波検査(心臓、血管、腹部、甲状腺等)機器を更新し、さらにCTスキャン、MRIも導入いたしました、ますます充実した検査が可能となっております。血管の中にカテーテルをいれて造影をおこなう心臓カテーテル検査は実施しておりませんが、必要と判断されれば、直ちに、私どもが信頼を置いております施設へご紹介させていただきます。 |
▼胸骨左縁左室長軸断面像

▼肋骨弓下左室短軸断面像

▼カラードップラー法
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