リウマチ・膠原病内科の受診をお考えの方へ
リウマチ・膠原病内科は、関節の痛みや腫れ、朝のこわばり、原因不明の熱、原因がはっきりしない炎症反応高値、人間ドックや健診で指摘されたリウマチ因子・抗CCP抗体陽性、抗核抗体陽性などについて相談できる診療科です。(このほかにも、膠原病に伴う、皮膚の硬化、筋肉痛、乾燥症状なども該当します)
「この症状で受診してよいのか分からない」
「整形外科で異常なしと言われたが、関節痛が続いている」
「人間ドックでリウマチの数値を指摘され、不安になった」
「CRPが高いと言われたが、原因がはっきりしない」
このような方は、症状や検査結果をあわせて評価することが大切です。
当院では、リウマチ専門医が、問診、関節の診察、血液検査、尿検査、X線検査、関節エコー、必要に応じたCT・MRI検査などを組み合わせて診療を行います。
このような症状・検査結果がある方はご相談ください
以下のような症状や検査結果がある場合は、リウマチ・膠原病内科での評価をご検討ください。
- 朝起きたときに手指がこわばる
- 指、手首、足の指などの関節が痛い
- 関節が腫れている、またはぶよぶよする
- 複数の関節が痛む
- 左右両側の関節に症状がある
- 関節痛が数週間以上続いている
- レントゲンを撮った整形外科で異常なしと言われた
- 人間ドックや健診でリウマチ因子が高いと言われた
- 抗CCP抗体が高いと言われた
- CRPや血沈など炎症反応が高いと言われた
- 抗核抗体が陽性と言われた
- 膠原病やリウマチが心配
- すでに関節リウマチや膠原病と診断され、治療について相談したい
関節痛の原因は、関節リウマチだけではありません。変形性関節症、腱鞘炎、痛風、偽痛風、更年期に伴う関節痛、感染症、甲状腺疾患、膠原病など、さまざまな病気が考えられます。
血液検査の数値だけで判断するのではなく、症状、診察所見、検査結果、画像検査などを総合して評価することが重要です。
受診時にお持ちいただきたいもの
初めて受診される際は、以下のものをお持ちください。
- マイナンバーカードまたは、健康保険証
- お薬手帳
- 健診・人間ドックの結果
- 血液検査結果
- リウマチ因子、抗CCP抗体、CRP、血沈、抗核抗体などが記載された検査結果
- 他院からの紹介状
- レントゲン、CT、MRIなどの画像データ
- これまでの治療薬や注射薬が分かる資料
- 症状の経過をメモしたもの
健診や人間ドックで「リウマチ因子が高い」「抗CCP抗体が陽性」「CRPが高い」「抗核抗体が陽性」と言われた方は、検査結果の用紙をお持ちください。
また、他院でレントゲン、CT、MRIなどの画像検査を受けている場合は、画像データや検査結果をお持ちいただくと診療がスムーズです。
初診で行うこと
問診
まず、症状の経過を詳しく確認します。
いつから症状があるか、どの関節が痛むか、朝のこわばりがあるか、関節の腫れがあるか、痛みが左右両側にあるか、発熱や皮疹、口や目の乾き、息切れ、しびれなどがないかを確認します。
関節リウマチや膠原病では、関節の症状だけでなく、皮膚、肺、腎臓、血管、神経など全身の症状が診断の手がかりになることがあります。
関節の診察
実際に関節を診察し、腫れ、圧痛、熱感、可動域、左右差などを確認します。
関節リウマチや膠原病に伴う関節炎では、血液検査だけでなく、実際に関節の腫れがあるかどうかが重要です。
特に、手指、手首、足の指などの小さな関節に症状がある場合や、複数の関節に症状がある場合は、リウマチ性疾患を考えて評価します。
血液検査・尿検査
必要に応じて、血液検査や尿検査を行います。
血液検査では、CRP、血沈、リウマチ因子、抗CCP抗体、抗核抗体、血算、肝機能、腎機能などを確認します。
リウマチ因子や抗CCP抗体が陽性でも、それだけで関節リウマチと診断されるわけではありません。反対に、血液検査が正常でも、関節リウマチや膠原病に伴う関節炎が完全に否定できないこともあります。
そのため、血液検査の結果だけではなく、症状や診察所見、画像検査をあわせて総合的に判断します。
画像検査
必要に応じて、X線検査、関節エコー、CT、MRIなどを行います。
X線検査では、骨の変形、関節のすき間、骨びらんなどを確認します。ただし、関節リウマチの初期では、レントゲンで明らかな異常が出ないこともあります。
関節エコーでは、診察やレントゲンだけでは分かりにくい滑膜炎や腱鞘炎を確認できることがあります。早期の関節炎を評価するうえで役立つ検査です。
治療方針の相談
診察、検査結果、画像所見をもとに、考えられる病気、追加検査の必要性、治療方針、経過観察の方法などを説明します。
関節リウマチや膠原病が疑われる場合は、病状に応じて治療内容を検討します。診断がはっきりしない場合には、経過を見ながら慎重に判断することもあります。
初診当日にすべて診断できるとは限りません
関節リウマチや膠原病は、症状の経過、診察所見、血液検査、尿検査、画像検査などを総合して診断します。
初診当日に診断が確定する場合もありますが、検査結果や症状の変化を確認しながら、数回の受診で判断することもあります。
特に、発症早期の関節炎、血液検査がはっきりしない場合、膠原病が疑われる場合などでは、経過を見ながら慎重に評価することも時に重要です。
「初診で病名がつかない=異常がない」という意味ではありません。必要に応じて、再診や追加検査を行いながら判断します。
初日に診断がつかなくても、症状をとる治療は必要な評価の後にしっかりと行います。
紹介状は必要ですか?
紹介状がなくても受診可能です。
ただし、すでに他院で検査や治療を受けている場合は、紹介状や検査結果があると診療がスムーズです。
整形外科、内科、健診、人間ドックなどで受けた検査結果がある場合は、可能な範囲でお持ちください。
現在内服している薬がある方は、お薬手帳もお持ちください。リウマチ・膠原病の診療では、現在の薬剤、過去の治療歴、感染症や肝炎などの既往歴が治療方針に関わることがあります。
リウマチ・膠原病内科と整形外科の違い
整形外科では、骨、関節、靭帯、筋肉、外傷、変形性関節症などを中心に評価します。
一方、リウマチ・膠原病内科では、関節リウマチや膠原病など、免疫や炎症が関係する病気を評価します。
レントゲンで骨に異常がない場合でも、関節の中に炎症が起きていることがあります。朝のこわばり、複数の関節痛、関節の腫れ、リウマチ因子・抗CCP抗体陽性、CRP高値などがある場合は、リウマチ・膠原病内科での評価が役立つことがあります。
「整形外科で異常なしと言われたが、関節痛が続いている」という方も、症状によってはリウマチ・膠原病内科で評価することがあります。
早めの受診が必要な症状
次のような症状がある場合は、関節リウマチだけでなく、感染症や緊急性のある病気の可能性もあります。早めに医療機関を受診してください。
- 高熱を伴う強い関節痛
- 1つの関節が急に赤く腫れて激しく痛む
- 関節が熱を持っている
- 外傷後に強い痛みがある
- 歩けないほどの痛みがある
- 強い腰痛に加えて、足の麻痺や排尿障害がある
- 息切れ、強い胸痛、意識障害などを伴う
このような場合は、リウマチ・膠原病内科だけでなく、救急受診や整形外科、内科での早急な評価が必要になることがあります。
所沢市・新所沢駅周辺でリウマチ・膠原病内科を初めて受診される方へ
当院では、関節の痛みや腫れ、朝のこわばり、リウマチ因子・抗CCP抗体陽性、CRP高値、抗核抗体陽性などでお困りの方に対して、リウマチ専門医が診療を行っています。
関節リウマチや膠原病は、関節だけでなく、肺、腎臓、皮膚、血管、心臓、骨など全身に関わることがあります。
当院では、症状、診察所見、血液検査、尿検査、X線検査、関節エコー、必要に応じたCT・MRI検査などを組み合わせ、総合的に評価します。
所沢市周辺で、関節痛、関節の腫れ、朝のこわばり、健診でのリウマチ因子・抗CCP抗体陽性、CRP高値などが気になる方は、西武新宿線 新所沢駅徒歩4分の当院のリウマチ・膠原病内科へご相談ください。
よくある質問
Q. リウマチ因子が高いだけで受診してよいですか?
A. 関節の痛み、腫れ、朝のこわばりがある場合は受診をおすすめします。症状がない場合でも、数値の程度や抗CCP抗体の結果によって考え方が変わるため、健診結果を持参してご相談ください。
Q. 抗CCP抗体が陽性と言われました。症状がなくても受診できますか?
A. 受診できます。抗CCP抗体は関節リウマチと関連が強い検査です。症状がない場合にすぐ治療が必要とは限りませんが、症状や関節エコーなどを含めて確認することがあります。
Q. CRPが高いと言われました。リウマチでしょうか?
A. CRP高値の原因は、感染症、炎症性疾患、膠原病、悪性腫瘍などさまざまです。CRPだけでリウマチと診断することはできませんが、関節の腫れや朝のこわばりを伴う場合は評価が必要です。
Q. 血液検査が正常でもリウマチはありますか?
A. あります。血液検査が正常でも、症状、診察、関節エコー、画像検査などから関節炎が疑われることがあります。血液検査だけでなく、総合的に判断することが大切です。
Q. レントゲンで異常なしと言われました。リウマチではないということですか?
A. 必ずしもそうではありません。レントゲンで骨に異常がなくても、関節の中に炎症が起きていることがあります。関節の腫れ、朝のこわばり、複数の関節痛が続く場合は、リウマチ・膠原病内科での評価が役立つことがあります。
Q. 紹介状がなくても受診できますか?
A. 紹介状がなくても受診可能です。ただし、他院での検査結果や画像データがある場合は、お持ちいただくと診療がスムーズです。